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2011年6月14日

Glis1を組み込んだプラスミドの提供を開始

このほど、山中伸弥教授(京都大学 物質–細胞統合システム拠点/iPS細胞研究所 所長)が、非営利団体Addgeneに寄託したGlis1を組み込んだプラスミド(pMXs–GLIS1 等)が、同団体より提供開始されました。

前川桃子助教(京都大学ウイルス研究所/同iPS細胞研究所/JST山中iPS細胞特別プロジェクト) と山中教授らの研究グループは、英国科学誌「Nature」6月9日号に掲載された論文(下記参照)で、転写因子Glis1を3因子(Oct3/4, Sox2, Klf4)と一緒に、マウスまたはヒトの線維芽細胞にレトロウイルスベクターを用いて導入したところ、いずれにおいてもiPS細胞の樹立効率が顕著に改善されました。さらに、Glis1は初期化が不完全な細胞の増殖を抑制し、完全に初期化した細胞のみ増殖することを明らかにしました。

論文名:"Direct reprogramming of somatic cells is promoted by maternal transcription factor Glis1"
Momoko Maekawa, Kei Yamaguchi, Tomonori Nakamura, Ran Shibukawa, Ikumi Kodanaka, Tomoko Ichisaka, Yoshifumi Kawamura, Hiromi Mochizuki , Naoki Goshima, and Shinya Yamanaka
Nature

このたび提供を開始したプラスミドは「研究材料の提供」ページから申込みが可能となっております。

なお、Addgeneは、米国マサチューセッツ州の非営利団体で、学術研究機関に対してDNA試料を提供しています。

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