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2012年6月14日

山中所長の総説論文が米科学誌「Cell Stem Cell」に掲載

 山中伸弥 京都大学iPS細胞研究所(CiRA)長による総説「Induced Pluripotent Stem Cells: Past, Present, and Future(iPS細胞:過去・現在・未来」)が米科学誌「Cell Stem Cell(615日号)に掲載されました。

 体細胞から作り出されたiPS細胞と、胚から取り出したES細胞が同等な細胞かどうか、議論がわかれています。様々な論文の報告から、同じiPS細胞でも細胞ごとに品質にバラつきがあり、そのバラつきがES細胞と比較して大きいことが示唆されています。本総説において山中所長は、品質の高いiPS細胞は、ES細胞と比較しても機能面で遜色がなく、医療応用にも充分に利用可能であると述べています。さらには、iPS細胞の医療応用については、政治的、経済的な判断ではなく、科学者によって厳密に検証されたデータに基づいて判断する必要があると結論づけています。

 詳細な解説はPDFを御覧ください。

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