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2009年9月4日

「最先端研究開発支援プログラム」にiPS細胞プロジェクトを採択

山中伸弥 物質-細胞統合システム拠点iPS細胞研究センター長が応募していた「iPS細胞再生医療応用プロジェクト」が、内閣府の「最先端研究開発支援プログラム」に採択されました。

内閣府によると、このプログラムは、3-5年以内に世界のトップを目指せる先端的研究を支援するために創設され、基礎研究から応用研究まで、さまざまな分野を対象とし、日本の国際的競争力の強化や研究開発成果の社会還元を目的としています。また、「研究者最優先」の研究支援制度として設計されているとのことです。学術及び企業研究者からの応募総数は565件にのぼり、そのうち30件が採択されました。

「iPS細胞再生医療応用プロジェクト」は、iPS細胞樹立技術の国際標準化を推進、再生医療用iPS細胞バンクの構築、iPS細胞による糖尿病、パーキンソン病、心筋梗塞、網膜疾患を対象とした前臨床研究を実施するものです。これによりiPS細胞を用いた再生医療技術を一日も早く応用に結びつけることを目的としています。

内閣府のURL:http://www8.cao.go.jp/cstp/sentan/index.html

<山中センター長のコメント>
「最先端研究開発支援プログラムに採択されて大変嬉しいです。これは、研究費の柔軟な運用が可能になる、研究サポートチームを組織できるなど、研究者が研究活動に専念するために最も必要な仕組みを提供してくれます。このプログラムのメリットを最大限生かして、さらにiPS細胞研究活動を推進し、将来の移植治療の実現に向けて、より一層努力していきたいと思います。

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