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2009年9月17日

井上治久准教授の研究課題がCRESTに採択

井上治久iPS細胞研究センター(CiRA)准教授が応募していたiPS細胞に関する研究課題「iPS細胞を駆使した神経変性疾患病因機構の解明と個別化予防医療開発」が、独立行政法人科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業CRESTに採択されました。

CRESTには、「人工多能性幹細胞(iPS細胞)作製・制御等の医療基盤技術」を含む14の研究領域があり、戦略的に特定領域の基礎研究を推進し、社会の変革や新産業の創出につながる新技術を創出することを目的としています。本年度の募集には、学術及び企業研究者から、726件の応募があり、88件が採択されました。iPS細胞の研究領域では、7件が採択されています。

井上准教授は、CRESTプロジェクトにおいて、アルツハイマー病や筋萎縮性側策硬化症(ALS)の患者さんの体細胞を用いて樹立されたiPS細胞を神経系細胞に分化誘導し、神経変性を生じる微小環境(ニッチ)を再現し、疾患予防法を確立することなどを目指しています。この研究により、個別化医療開発が可能になることが期待されています。研究実施期間は5年以内です。

JST URL: http://www.jst.go.jp/pr/info/info670/index.html
CREST URL: http://www.jst.go.jp/kisoken/crest/

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