7月3日に、第1回目の一般の方を対象としたCiRA見学会を実施しました。奈良教育大学附属中学校から科学部の中学2年生5人と理科教諭の福田哲也先生が参加されました。

CiRA国際広報室の川上雅弘研究員が、iPS細胞やCiRAについて説明し、その後、参加者に研究棟3階、4階、5階のオープンラボや培養室などの施設を見学していただきました。土曜日に開催したため、研究者は少なかったのですが、研究所の様子を興味深そうに見学していました。

参加した中学生たちは、iPS細胞研究の可能性や、他の細胞との違いなどについて、熱心に説明担当者に質問していました。今回のCiRA訪問は、奈良教育大学附属中学校が進めている米国オハイオ州の中学校との交流活動に活用されるそうです。

CiRAでは、iPS細胞研究活動をご理解いただき、科学の面白さを伝えるために、月1回、一般の方々を対象とした見学会を開催しています。ご関心のある方は、下記の「CiRA研究棟見学の受け入れについて」ご覧になりお申込みください。お申し込み多数の場合は、抽選になります。

装置を利用して、キメラマウスの組織の観察をするための前処理を見学する参加者（右から2番目は福田教諭、右端は川上研究員）

研究棟１階のギャラリーで心筋細胞の動画の説明を受ける中学生