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2010年11月11日

京都賞授賞式が開催されました


科学や文化の分野で著しい貢献をした人々に贈られる「第26回京都賞」の授賞式が、10日、国立京都国際会館(京都市左京区)で行われ、山中伸弥京都大学iPS細胞研究所長ら3人の受賞者にメダルや賞状などが授与されました。 受賞者は、先端技術部門が山中伸弥教授(写真左)、基礎科学部門がラースロー・ロヴァース教授(ハンガリー エトヴェシュ・ロラーンド大学・写真中央)、思想・芸術部門が美術家のウィリアム・ケントリッジ氏(南アフリカ・写真右)の3名です。式典には関係者ら約1700人が参加しました。 laureates_kyotoprize.jpgのサムネール画像

受賞式は、華やかかつ厳かな雰囲気の中、京都市交響楽団の演奏からはじまりました。演奏の後、金屏風が飾られた舞台で日本の伝統芸能である能が披露され、会場にいた外国人招待者や報道機関が一斉にカメラのシャッターを切っていました。その後、各部門の審査委員長が各受賞者の紹介と贈賞理由を説明し、井村裕夫稲森財団会長から一人一人にメダルが授与されました。山中所長は、iPS細胞は、核初期化分野の多くの科学者や関連分野における多くの研究者の知見の積み重ねの上に成り立っていると説明し、iPS細胞の樹立成功に貢献した同僚、研究員、学生や家族に対し、感謝の意を表しました。 no_kyotoprize.jpg

式典の最後には、聖母学院小学校合唱団が、「真っ赤な秋」など日本の童謡3曲を披露し、受賞者に記念の手鞠を渡しました。山中所長は、式典後の記者会見で今回の受賞と式典について「京都大学で研究する者として、京都賞をもらえることは大変名誉なことです。仲間や家族のサポートに改めて感謝したいです。京都賞を受賞したことも嬉しいですが、式典も素晴らしい。子供たちの歌声を真横で聞いていて涙が出そうなほど感動しました。」とコメントしました。

kids_kyotoprize.jpg globe_kyotoprize.jpg
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