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2011年10月17日

森澤特定拠点教授と升井特定講師が就任しました

10月1日付けで、森澤眞輔元京都大学大学院工学研究科教授が、所長補佐/特定拠点教授に、升井伸治前国立国際医療研究センター研究所室長が、iPS細胞研究所(CiRA)の主任研究者/特定講師に就任しました。

森澤教授は、京都大学工学部衛生工学科を卒業後、同大学院工学研究科にて衛生工学を専攻しました。その後、同研究科の教授として、長年にわたり放射性物質、重金属や有害化学物質による環境汚染機構の解明に関する研究に取り組んできました。2010年に退官後、京都大学工学研究科附属グローバルリーダーシップ大学院工学教育推進センターで、センター長補佐として教育の国際化等の要務を担当しました。

CiRAでは、これまでの研究者としての経験や、前職でのセンター長補佐としての経験を生かし、山中伸弥所長の補佐として、研究所の運営に携わり、学内調整・連携業務に尽力します。

升井講師は、北海道大学理学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科にて博士号を取得しました。その後、独立行政法人理化学研究所研究員を経て、2006年より国立国際医療研究センター研究所の形質転換ベクター開発研究室長として、細胞の分化を操作する為に必要な遺伝子セットを決める方法の開発を行ってきました。

CiRAでは、初期化機構研究部門に所属し、iPS細胞がもつ可能性を最大限に引き出すために、これまでに開発した技術を用いて、様々な分化細胞について高効率で高品質な作出法開発を行います。

【森澤教授コメント】
「工学研究科から参りました。iPS細胞の医療への応用や細胞の初期化機構の解明等、社会的にも学術的にも極めて大きな関心と注目を集めている研究所の一員として、お役に立てる様に努めたいと思います。宜しくお願い申し上げます。」

【升井講師コメント】
「CiRAには多くの研究者が集結しており、様々な研究が開始されています。私たちは革新的な基盤技術の開発と提供を通じて、研究の加速に貢献し、iPS細胞の応用につなげます。」

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