13日、山中伸弥所長はジョン・ガードン博士などほかのノーベル賞受賞者とストックホルムから北へ車で約１時間のところにあるウプサラ大学を訪れ、学生向けに講演と質疑応答を行いました。

ウプサラ大学は1477年に創設された北欧最古の大学です。ノーベル生理学・医学賞受賞者の講演会場となった生物医学センターの講堂は立ち見が出るほどでした。講演後は専門的な内容について質疑応答を行わえました。その後、16世紀半ばに建造されたウプサラ城にて、他のノーベル賞受賞者とともに昼食会に参加しました。

この日の夜、カロリンスカ研究所で行われた学生が主催する「ルシア祭」にガードン博士とともに参加しました。学生によるコーラスやルシアの聖歌隊が歌うサンタルチアなどを楽しみました。

前日の12日には、山中所長はストックホルム市内のノーベル財団本部で、授賞式の後に預けていたノーベルメダルを受け取りました。

ウプサラ大学で講演する山中所長

ウプサラ城の昼食会に参加する山中所長とガードン博士