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2012年12月26日

第11回CiRAカフェ・FIRSTを開催しました

第11回CiRAカフェ・FIRST「僕がむちゅうになれたもの」を10月6日(土)、iPS細胞研究所(CiRA)のエントランスホールにて開催しました。今回は初期化機構研究部門の髙橋和利講師が、なぜiPS細胞研究をすることになったのか、これからどこを目指すのか、子供の頃からさかのぼって語りました。

今回は、初めての中高生対象CiRAカフェです。当日は、中高生やその保護者三十数名の参加者が、遠くは東北地方や中部地方からCiRAの1階エントランスホールに集まりました。それぞれに、ジュースなどの飲み物や洋菓子を手に取り、席に座ってリラックスしたら、CiRAカフェの始まりです。カフェの前半はマジシャン尾嶋さんによるマジックショーです。尾嶋さんはマジック歴が20年とのこと、リングやトランプを使ったマジックや、切っても切っても短くならない不思議な紐などを披露し、会場をわかせていました。

大きなトランプによるマジックを披露する
マジシャン尾嶋さん

後半は、本題の高橋先生のトークです。もともと、水泳や楽器演奏など、さまざまなことに興味を持ちながら、なかなか長続きしなかった高橋先生。そんな日々を過ごしていた中、大学院では物理化学から生命科学への分野転向を決意し、山中所長のラボ(当時:奈良先端科学技術大学院大学)に入ります。そこで、初めてひとつの研究テーマを任され、達成した時の充実感や新しい発見への喜びを感じ、だんだん研究者にむいているような気がしてきたとのことです。また、何十年もかかるかもしれないiPS細胞作製への取り組みに大変わくわくしながら研究に取り組んだ様子が紹介されました。最後に、これまでの経験から、高橋先生が大切にしている「人と違うことをする」「指示されたことはきっちりやる」「常に新しい挑戦をする」「はまったら勝ち」などの言葉数々に中高生だけでなく、一緒に参加されていた保護者の方々も深く頷いていました。

髙橋和利講師

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