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2013年6月15日

第11回国際幹細胞学会(ISSCR)レポート4

期間中ずっと雨でひんやりとしていたボストンですが、6月15日は朝から快晴で暑い一日となりました。町中で見かける人々の姿はノースリーブだったり、Tシャツ1枚だったり、真夏を思わせる格好でした。みなラフな服装で何処かに遊びにいくのでしょう。昨日まではビジネスマンで混雑していたISSCR会場へ向かうバス(シルバーラインというトロリーバス)もいつもより空いていました。

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快晴に包まれたISSCR2013の会場ボストンコンベンションセンター

ISSCR2013は今日が最終日。朝からプレナリーセッションが続きました。途中2時間のブース展示時間がありましたが、殆どブースに立ち寄る人はいませんでした。この4日間でCiRAブースを訪れた人は300人程になりました。用意していたFIRSTプログラムのパンフレット、CiRAの概要パンフレットと来年の国際シンポジウムに関するチラシは配りきりました。FIRSTプログラムやCiRAについて、少しでも多くの人に知ってもらえたことと思います。

夕方にはClosing Remarksで、本日までISSCRの理事長を務めた山中所長が挨拶を行いました。今年ボストンマラソンの際に発生した爆破事件のことを取り上げ、犠牲になった方々に哀悼の意を示すとともに、事件により負傷されゴールを果たせなかった多くのランナーへお見舞いの言葉を投げかけました。また常々研究はマラソンと似ていると言う山中所長は、ISSCRのゴールは幹細胞を使った医療を現場に届けることであるとし、長い時間がかかるかもしれないが多数の困難を克服し、着実にゴールに近づいていかなければならないと語り、次期理事長であるJanet Rossant博士に託しました。

来年のISSCRの年次大会はバンクーバーで開催されます。今年も多くのCiRA研究者が発表を行い、大会を盛り上げましたが、来年は更に多くのCiRA研究者が活躍することでしょう。

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