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2015年8月18日

小学生向け体験講座「親子で楽しむiPS細胞教室」を開催しました

8月2日(日)に、JR大阪駅近くのグランフロント大阪北館で開催された「ナレッジキャピタル ワークショップフェス」にて、小学生向けの体験型講座ブース「親子で楽しむiPS細胞教室」を開きました。今回の体験講座では、国際広報室のサイエンスコミュニケーターが中心となり、3つのコンテンツを用意し、来場された方々にお楽しみいただきました。猛暑日だったにも関わらず、約250名の子供たちとその保護者らが訪れてくれました。参加者からは「研究者の人に研究を頑張ってと伝えてね」という伝言も預かり、こちらが元気をいただきました。




会場の様子



【探してみよう! 研究所(けんきゅうしょ)ってどんなところ】

絵本『もっと しごとば』(ブロンズ新社、作:鈴木のりたけ)に掲載された研究所の絵を読み解きながら、iPS細胞研究所や研究者の様子を紹介しました。参加者は、研究者が日々使う道具、例えばマイクロピペット(微量の液体の分注器具)、チューブ(プラスチック製の液体を保存する容器)、6ウェルディッシュ(細胞培養皿)などを実際に手にしながら、絵本の中から探しだしていました。参加した子供たちからは、「研究所の中にフライパン返しやシールのような家でもよく見るものがあって面白かった」という意見も聞かれました。




【遊んでみよう! 幹細胞(かんさいぼう)かるた】

幹細胞の基本的な知識について遊びながら学べる「かんさいぼうかるた」にチャレンジしていただきました。「かんさいぼうかるた」は今回の体験講座のために開発しました。初めてのお披露目となりましたが、子供たちには好評で、「いもりの足が切れても元通りに生えてくるなんてびっくりした!」「細胞のことを知らなかったけど、面白かった。家でも遊びたい」などの声が聞かれました。




【つくってみよう! 神経細胞(しんけいさいぼう)くん】

お湯につけると柔らかくなるプラスティック粘土を使って、iPS細胞をイメージした体と、神経細胞をイメージした洋服をつくりました。素早く型につめるなどのコツがいるのですが、参加者のみなさんは、試行錯誤しながら、思い思いの神経細胞くんを作り上げていました。



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