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2016年3月1日

「遊んで学ぼう!iPS細胞」を開催しました。

 2月6日(土)に、京都市教育委員会が主催する「未来のサイエンティスト養成事業」の一環として、小学生向けイベント「遊んで学ぼう!iPS細胞」をiPS細胞研究所にて開催しました。当日は、京都市内の学校に通う小学4年生から6年生まで25名が参加しました。

 講座は、まず初めに、体の細胞がどうやってできるのかについてのレクチャーから始まり、iPS細胞の二つの大きな特徴が「ほぼ無限に増やせること」と「ほぼ身体中全ての細胞へと分化できること」であることを学びました。開始直後は、緊張の面持ちであった子供たちですが、レクチャーの合間に出されるクイズには、元気よく手を挙げて答えてくれました。



レクチャーに聞き入る参加者たち



 レクチャーがひと段落したら、次はかるた大会です。参加者は6チームに分かれ、iPS細胞研究所で開発された「幹細胞かるた」に挑みました。「六十兆 大人の体を 作る細胞たち」といった、レクチャーで紹介された内容や、「またくっつくよ 骨折しても 大丈夫」などの身近な話題が盛り込まれたかるたで、ワイワイと遊びながらiPS細胞へとつながる知識を学びました。



幹細胞かるたで遊ぶ参加者たち

幹細胞かるた

幹細胞かるたで遊ぶ参加者たち



幹細胞かるた



 講座の最後は、実際にiPS細胞を研究している現場、研究棟の見学で締めくくりました。1時間という短い講座でしたが、参加者からは、「大人の細胞が60兆個にものぼることに驚いた」「将来、科学者になったら、たくさんの細胞とその役割を見つけたい」「iPS細胞が色々な細胞へと変化するところを見てみたい」などの感想が寄せられました。

今回イベントで使用した「幹細胞かるた」はこちらのページからダウンロードできます。

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