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2018年11月20日

中学生向け実験教室を実施しました

 7月24日(火)京都市教育委員会が主催する「未来のサイエンティスト養成事業」と大津市科学館が主催する「IFクラス」の夏期講座に CiRAも協力し、「iPS細胞を研究してみよう!」と題した講座を開催しました。

 約40名の中学生が参加し、CiRAの講堂に集まりました。今回の講師は臨床応用研究部門妻木範行教授で、iPS細胞の特徴やiPS細胞を用いた軟骨の再生について紹介しました。

妻木教授の説明を聞く参加者

マイクロピペットで染色液をかける様子

 その後、参加者は6つのグループに分かれ、各グループに配置された妻木教授の研究室に所属するスタッフの指導のもと、iPS 細胞から作製した軟骨組織とネズミのひざ軟骨組織を染色する作業を行いました。用意されたサンプルが貼り付けられたスライドグラスに、軟骨や骨、核を染色する試薬(それぞれ、サフラニンO、ファストグリーン、鉄ヘマトキシリン)をかけ、洗浄しました。実際に研究で使う少量を測りとるピペット(マイクロピペット)や染色瓶も使い、研究者が使う本物の器具を使いました。最後に顕微鏡でそれぞれの染まりぐあいを観察しました。

染色している様子

染色瓶

 参加者からは「将来、自分も iPS 細胞に関する研究ができたらおもしろいと思った」「自分で染めた軟骨組織がきれいで感動した」「iPS細胞の軟骨以外の応用のしかたについて調べたい」といった感想が寄せられました。

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