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第13回 産学官連携功労者表彰について ~ つなげるイノベーション大賞 ~

大阪大学の関口教授、ニッピの服部所長、味の素の千田様、その他多くの方々と開発を進めてきた、フィーダーフリーでのiPS細胞の培養法において、幹細胞培養基材の開発というポイントで関口教授を筆頭として文部科学大臣賞が授与されることになりました。詳細はこちら。CiRAホームページ記事はこちら

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(授与者、選考委員、受賞者、による集合写真撮影の様子。撮影者側から見て一番左の列の前から二人目が中川、その右が服部様(ニッピ)、その右が関口教授(大阪大学)です。)

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(左から、服部様(ニッピ)、関口教授(大阪大学)、授与者の文部科学省の方、中川)

樹立当初からiPS細胞の培養にはフィーダー細胞との共培養系が用いられてきました。この系は大変安定しており、ほとんどの研究者がこの方法を使っていました。我々はiPS細胞を臨床応用に活用するために培養方法を一から見直し、本当に臨床応用可能な培養方法としてフィーダー細胞を用いない方法の開発が必要だという考えに行き着き、新たな培養方法の開発を行いました。

フィーダー細胞の代わりにリコンビナント蛋白質のラミニン断片(laminin-511 E8)を用い、培地には生物由来原料を含まない培地StemFitを開発し、発表しました(Nakagawa et al., 2014, Scientific Reports)。この方法の詳細はこちら

今回の受賞は本培養法、特に基材の開発、がiPS細胞を用いた再生医療の進展に有望であるということが認められたことと受け止めております。しかしながら、我々はより一層の努力をもって、より高品質で安定したiPS細胞の培養方法の開発を進める必要があると強く考えております。

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