はじめに

_私たち櫻井研究室は、京都大学iPS細胞研究所の臨床応用研究部門を構成する研究室のひとつです。臨床応用に向けた研究・技術開発を行う部門の中で、私たちの研究室は難治性筋疾患に対する新たな治療法の研究を行います。

_ラボが立ち上がって約8年が経過しメンバーも随分と増え、扱うテーマも広がりつつあります。昨年の10月にはポンぺ病の病態再現に関する論文を発表し、11月には改良型の筋分化誘導法についても報告もできました。またAMED事業の一つである「疾患特異的iPS細胞の利活用促進・難病研究加速プログラム」の「研究拠点I」に筋疾患拠点として採択され、国内の筋疾患研究のトップランナーの先生方との共同研究を発展させています。さらに、その成果を創薬につなげるため、T-CiRAプロジェクトをはじめとする製薬企業との共同研究も強く進める方針です。また再生医療研究も大きな進展がいくつかあり、今年度から来年度にかけて皆さんに報告できるよう鋭意取り組んでおります。
_新たに2名の大学院生が加わり、新規治療法開発の芽も育てています。いろいろな分野から集まったメンバーが、筋疾患の治療法開発という1つの大きな目標に向けて、各々の得意分野を活かしつつ日々の実験やディスカッションを行い、研究を進めています。

_研究内容などに興味がある方は、遠慮なくご連絡ください。

2018年5月 櫻井 英俊