世界のiPS細胞研究の話題
iPS細胞創薬のALS治療の新薬、
初めて患者さんへの有効性明らかに
初めて患者さんへの有効性明らかに
20 May 2021
慶應義塾大学病院の研究グループは筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者さんにロピニロール塩酸塩を投与する治験を行い、安全性と効果を確認した。ロピニロール塩酸塩はパーキンソン病の薬であったが、iPS細胞を用いた研究でALS病態への有効性が確認されていた。
毛包幹細胞の発生メカニズム
定説覆し解明される
定説覆し解明される
10 June 2021
理化学研究所の研究グループは、毛包幹細胞が定説とは異なる細胞に由来すること、および新たな誘導メカニズムを解明した。幹細胞の機能の維持・制御に必要な微小環境「幹細胞ニッチ」の解明およびiPS細胞からの毛包幹細胞の分化誘導技術の発展に寄与すると考えられている。
ゲノム編集 × iPS細胞で確立
ダウン症候群の疾患モデル
ダウン症候群の疾患モデル
14 June 2021
大阪大学医学部附属病院の研究グループが、ゲノム編集技術や染色体工学を用いて、ダウン症候群患者さんから「疾患モデルiPS細胞」を樹立。ダウン症の知的障害の発症に寄与するアストロサイト(脳内の3種のグリア細胞のひとつ)の異常増殖メカニズムを解明するとともに、原因遺伝子を同定した。
参考文献:
「慶應義塾大学プレスリリース」
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2021/5/20/28-80089/
「理化学研究所プレスリリース」
https://www.riken.jp/press/2021/20210610_1/index.html
「ResOU ( 大阪大学の研究専用ポータルサイト) 」
https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2021/20210614_1?fbclid=IwAR24O0bnXn23FaZdopX8yzPeyIjTh0_yZzDO0bE-k9mGbkGs722CKtcQxo8
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2021/5/20/28-80089/
「理化学研究所プレスリリース」
https://www.riken.jp/press/2021/20210610_1/index.html
「ResOU ( 大阪大学の研究専用ポータルサイト) 」
https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2021/20210614_1?fbclid=IwAR24O0bnXn23FaZdopX8yzPeyIjTh0_yZzDO0bE-k9mGbkGs722CKtcQxo8