CiRAのiPS細胞研究成果
再生医療の基礎研究に貢献する、
細胞の分化の「同調のしくみ」解明
細胞の分化の「同調のしくみ」解明
1st October 2021
皆川朋皓特定研究員(CiRA増殖分化機構研究部門)と山下潤教授(CiRA同部門)らの研究グループは、 マウスのES細胞を用いて、発生における、細胞が周囲の細胞と同調・同期しながら分化する現象「細胞形質同調(Phenotypic Synchrony of Cells: PSyC)」を解明した。
治療薬開発に役立つ
新型コロナウイルス感染のしくみ
新型コロナウイルス感染のしくみ
21st October 2021
橋本里菜特定研究員(CiRA増殖分化機構研究部門)、高山和雄講師(CiRA同部門)らの研究グループは、iPS細胞と遺伝子発現を抑制する技術(CRISPRi)を用いた研究で、新型コロナウイルスの感染に「TMPRSS2」と「カテプシンB」という酵素が重要な役割を果たすことを解明。それらの酵素を抑える化合物が治療薬開発に役立つことが期待される。
ヒトiPS 細胞由来ナチュラルキラー細胞
卵巣がん患者さんへの細胞移植を実施
卵巣がん患者さんへの細胞移植を実施
11th November 2021
金子新教授(CiRA増殖分化機構研究部門)らの研究グループは、国立研究開発法人国立がん研究センター東病院と連携し、「iPS細胞由来ナチュラルキラー細胞を用いた卵巣がん治療に関する治験」における第一症例目の移植を実施した。移植には、京都大学iPS細胞研究財団が提供するiPS細胞ストックの細胞を用いた。
参考文献: