iPS細胞で肺をつくり、病態解明と治療法確立を目指す
後藤 慎平 教授
「 私の研究の目標は肺をつくること」と話す後藤慎平教授は、iPS細胞から効率良く肺の細胞をつくる研究をしてきました。肺は大きく分けて「気道」と「肺胞」があり、気道の細胞は異物や病原体から身体を守る働きをし、肺胞の細胞は呼吸によるガス交換を行うことで生命を維持する働きをします。iPS細胞からこれらの肺の細胞をつくり、病態を解明し、再生医療の実現に結びつけることが、後藤教授がCiRAで取り組むことです。
「私は呼吸器内科医として、有効な治療法のない疾患に対する医療関係者や患者さんの要望『アンメット・メディカル・ニーズ』を数多く目の当たりにしてきました。こうしたニーズに対応するため、私たちはこれまで肺の細胞に特化して取り組んできましたが、CiRAでは、例えば、肺の細胞と免疫細胞や血管内皮細胞との相互作用などをiPS細胞を使って解明し、治療法確立に貢献していきたいと思います。そして将来的には、細胞移植などによる肺の再生医療に結びつけたいと思っています」(後藤)

後藤 慎平 教授
「 私の研究の目標は肺をつくること」と話す後藤慎平教授は、iPS細胞から効率良く肺の細胞をつくる研究をしてきました。肺は大きく分けて「気道」と「肺胞」があり、気道の細胞は異物や病原体から身体を守る働きをし、肺胞の細胞は呼吸によるガス交換を行うことで生命を維持する働きをします。iPS細胞からこれらの肺の細胞をつくり、病態を解明し、再生医療の実現に結びつけることが、後藤教授がCiRAで取り組むことです。
「私は呼吸器内科医として、有効な治療法のない疾患に対する医療関係者や患者さんの要望『アンメット・メディカル・ニーズ』を数多く目の当たりにしてきました。こうしたニーズに対応するため、私たちはこれまで肺の細胞に特化して取り組んできましたが、CiRAでは、例えば、肺の細胞と免疫細胞や血管内皮細胞との相互作用などをiPS細胞を使って解明し、治療法確立に貢献していきたいと思います。そして将来的には、細胞移植などによる肺の再生医療に結びつけたいと思っています」(後藤)