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主任研究者
Principal Investigators

未来生命科学開拓部門 沖田 圭介 講師

沖田 圭介 写真
沖田 圭介 Ph.D.
研究概要

私たちの研究室では、iPS細胞を題材として主に3つのテーマで研究を進めています。

初期化機構の解明
「iPS細胞がなぜできるのか?」その全貌はまだ明らかになっていません。私たちの研究室ではiPS細胞の樹立効率に変化をもたらす遺伝子の探索を通し、このメカニズムに迫っています。これまでに2,200を越える遺伝子を探索し、その中から興味深い遺伝子について詳細な解析を進めています。

細胞の成り立ちに迫る
iPS細胞の樹立は、あらためて細胞の運命決定が少数の転写因子によって担われていることを示しました。また、人為的に細胞の性質を操作できることを明らかにしました。iPS細胞の技術や知見を応用して、細胞が細胞たる、その根本部分へのアプローチに挑んでいます。

動物iPS細胞の作製
ヒトやマウスだけではなく、犬や猫をはじめとした数多くの動物からもiPS細胞は樹立されています。動物由来のiPS細胞とヒトiPS細胞を用いることで、種の違いや進化の意義づけを細胞レベルで行うことができます。また、絶滅危惧種の保護にも活用できる可能性があります。こうした研究の出発点となるiPS細胞の樹立研究を行っています。

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