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所長挨拶
Message from the Director

CiRAの新たな目標 - 2030年に向かって

所長挨拶 所長挨拶

iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)が2010年4月に設立されてから5年が過ぎました。約150人の研究者や研究支援者が集まってスタートした研究所も、現在では300人を優に超える大所帯になりました。2015年3月には、地上5階地下2階の第2研究棟も竣工し、より充実した研究環境になっています。


研究活動につきましても、予想をはるかに超えるスピードで進展し、研究所開設当初に掲げた4つの目標を達成できる目処がついています。1つ目の目標であるiPS細胞の安全性を高める基盤技術を確立し、国内外で主要な基本特許を取得しました。 2つ目の目標の医療用iPS細胞ストックの構築も始まっています。3つ目の目標では、パーキンソン病や血液疾患に関して着々と臨床研究への準備が整いつつあります。そして、4つ目の目標である患者さん由来のiPS細胞を用いた治療薬開発についても、軟骨無形成症の候補薬を発見したり、アルツハイマー病などを対象にiPS細胞を利用した個別化医療を目指した研究にも取り組んでいます。


このように順調に研究活動を推進できましたのは、国の手厚いご支援、iPS細胞研究基金にご寄付をくださった方々のご厚意、患者さんや多くの研究者のご協力のおかげです。この場を借りて、改めて感謝を申し上げます。


開所6年目を迎えるにあたり、iPS細胞研究をさらに発展させ、患者さんに新しい医療を届けるために、2030年に向けた長期目標を策定しました。


CiRA 2030年までの目標
1. iPS細胞ストックを柱とした
再生医療の普及
2. iPS細胞による個別化医薬の
実現と難病の創薬
3. iPS細胞を利用した新たな
生命科学と医療の開拓
4. 日本最高レベルの研究支援体制と
研究環境の整備

これらの目標を達成するため、一日も早いiPS細胞技術の医療応用の実現を目指し、研究所員一丸となって研究活動に取り組んでまいります。今後とも、ご指導、ご支援賜りますようお願い申し上げます。

京都大学 iPS細胞研究所
所長 山中 伸弥

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