国際幹細胞学会(ISSCR=International Society for Stem Cell Research)は、新たに創設された、ISSCR マキュアンセンター・イノベーション賞の受賞者として、山中伸弥教授（京都大学iPS細胞研究所）と高橋和利講師（京都大学iPS細胞研究所）が選ばれたと発表しました。

今回の山中教授と高橋講師の受賞は、転写因子を用いて細胞をリプログラミング（初期化）する方法を開発し、iPS細胞を作製したことで、病気のメカニズムの解明や治療法開発の研究に急速な発展をもたらしたことが評価されたことによるものです。

受賞式は、6月15日からカナダで開催される同学会年次大会期間中に行われます。

同賞は、幹細胞や再生医療に関する研究において、独創的かつ画期的な業績を残した若手とベテラン研究者に贈られます。

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