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CiRAの知的財産
CiRA IP

CiRAの知的財産

2015年11月現在、以下の国・地域で京都大学が保有する基本特許が成立しています。


アイルランド、イスラエル、イタリア、英国、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カザフスタン、カナダ、韓国、シンガポール、スイス、スウェーデン、スペイン、中国、デンマーク、ドイツ、トルコ、南アフリカ、メキシコ、日本、ニュージーランド、フィンランド、フランス、ブルガリア、米国、ベルギー、ポルトガル、香港、リヒテンシュタイン、ロシア


日本

京都大学が権利者となって出願していたiPS細胞に関する基本特許が、以下のように日本で成立しております。現時点での代表的な成立特許の権利範囲の概要は、次の通りです。


特許
第4183742号

4種の遺伝子(Oct3/4、Klf4、c-Myc、及びSox2)を体細胞に導入する工程を含む、iPS細胞の製造方法。

特許
第4411362号

3種の遺伝子(Oct3/4、Klf4、及びSox2)を体細胞に導入し、bFGFの存在下で培養する工程を含む、iPS細胞の製造方法。

特許
第4411363号

3種の遺伝子(Oct3/4、Klf4、及びSox2)を体細胞に導入し、bFGFの存在下で培養、もしくは4種の遺伝子(Oct3/4、Klf4、c-Myc、及びSox2)を体細胞に導入しiPS細胞を製造する工程、及びこのiPS細胞を分化誘導する工程を含む、体細胞の製造方法。

特許
第5098028号
  • (A)特定のOctファミリー遺伝子、Klfファミリー遺伝子、Mycファミリー遺伝子およびSoxファミリー遺伝子(注1)を体細胞に導入する、iPS細胞の製造方法。
    (ただし、初期化される体細胞において、前記遺伝子のいずれかが発現している場合には、その遺伝子は導入する遺伝子から除いてもよい)

  • (B)特定のOctファミリー遺伝子、Klfファミリー遺伝子およびSoxファミリー遺伝子(注1)が導入された体細胞を、増殖因子bFGFの存在下で培養する、iPS細胞の製造方法。
    (ただし、初期化される体細胞において、前記遺伝子のいずれかが発現している場合には、その遺伝子は導入する遺伝子から除いてもよい)

  • (C)前記(A)または(B)に記載の製造方法によりiPS細胞を製造し、分化誘導する、分化細胞を製造する方法。

特許
第5248371号
  • (A)3種の遺伝子(Oct3/4, Klf4, 及びSox2)またはそれらの遺伝子産物を含むbFGF存在下で培養して、iPS細胞を誘導するための誘導剤

  • (B)4種の遺伝子(Oct3/4, Klf4. Sox2, 及びc-Myc)の遺伝子、またはそれらの遺伝子産物を含む、iPS細胞を誘導するための誘導剤

特許
第5467223号

以下の(1)~(3)の工程を含む、iPS細胞の製造方法:

  • (1)ES細胞で特異的な発現または高発現を示す遺伝子、WntシグナルまたはLIFシグナルにより活性化される因子をコードする遺伝子、ES細胞の分化多能性維持に必須の遺伝子、 およびそれらのファミリー遺伝子から、体細胞へ導入することにより内在性のOct3/4遺伝子及びNanog遺伝子を発現させる遺伝子の組み合せを選択する工程、

  • (2)工程(1)で選択された遺伝子の組み合わせを体細胞に導入する工程、および

  • (3)工程(2)で得られた細胞を培養する工程。

特許
第5603282号

以下の(1)〜(3)の工程を含む方法により製造されるiPS細胞:

  • (1)ES細胞で特異的な発現または高発現を示す遺伝子、WntシグナルまたはLIFシグナルにより活性化される因子をコードする遺伝子、ES細胞の分化多能性維持に必須の遺伝子、 およびそれらのファミリー遺伝子から、体細胞へ導入することにより内在性のOct3/4遺伝子およびNanog遺伝子を発現させる遺伝子の組み合わせを選択する工程、

  • (2)工程(1)で選択された遺伝子の組み合わせを体細胞に導入する工程、および

  • (3)工程(2)で得られた細胞を培養する工程。

注1:特定の遺伝子ファミリー

  • ・Octファミリー:Oct3/4
  • ・Klfファミリー:Klf2、Klf4
  • ・Mycファミリー:c-Myc、N-Myc、L-Myc、T58A(c-Mycの変異遺伝子)
  • ・Soxファミリー:Sox1、Sox2、Sox3、Sox15、Sox17

特許法の規定により、これらの方法により製造された細胞にもその権利が及びます。特許権利期間は、いずれも出願日である2006年12月6日から20年間です。尚、京都大学のiPS細胞関連特許は、iPSアカデミアジャパン株式会社が管理し、特許権の実施許諾を行っています。


海外

京都大学が権利者となるiPS細胞に関する基本特許は、日本の他に海外でも多数の国で成立しています(2016年1月現在、アイルランド、イスラエル、イタリア、英国、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カザフスタン、カナダ、韓国、シンガポール、スイス、スウェーデン、スペイン、中国、デンマーク、ドイツ、トルコ、南アフリカ、メキシコ、ニュージーランド、フィンランド、フランス、ブルガリア、米国、ベルギー、ポルトガル、香港、リヒテンシュタイン、ロシア)。このうち、欧州及び米国で成立した特許の範囲は次の通りです。


US8,048,999

Octファミリー、Klfファミリー及びMycファミリーの遺伝子を含む初期化因子。
Octファミリー及びKlfファミリーの遺伝子ならびにサイトカインを含む初期化因子。

US8,058,065

4種の遺伝子(Oct3/4、Klf4、Sox2、及びc-Myc)をレトロウイルスにより体細胞に導入し、iPS細胞を作製する方法。

US8,129,187

3種の遺伝子(Oct3/4、Klf4、及びSox2)をレトロウイルスにより体細胞に導入し、フィーダー細胞上あるいは細胞外マトリクス上でES細胞培養条件と同様の培養条件にて培養することでiPS細胞を製造する工程、及びこのiPS細胞を分化誘導する工程を含む、体細胞の製造方法。

4種の遺伝子(Oct3/4、Klf4、Sox2、及びc-Myc)をレトロウイルスにより体細胞に導入し、フィーダー細胞上あるいは細胞外マトリクス上でES細胞培養条件と同様の培養条件にて培養することでiPS細胞を製造する工程、及びこのiPS細胞を分化誘導する工程を含む、体細胞の製造方法。

US8,278,104

哺乳動物の体細胞に、Oct3/4, Sox2, Klf4の3遺伝子をレトロウイルスベクターで導入し、サイトカインの存在下で培養する、iPS細胞の作製方法。

EP1970446

Octファミリー、Klfファミリー及びMycファミリーの遺伝子又は遺伝子産物を含む初期化因子。
Octファミリー及びKlfファミリーの遺伝子又は遺伝子産物、ならびにサイトカインを含む初期化因子。


※Octファミリーとは、Oct3/4、Oct1A、Oct6などの類似遺伝子を指します。
Klfファミリーとは、Klf4,Klf1,Klf5などの類似遺伝子を指します。
Mycファミリーとは、C-Myc、L-Myc、N-Mycなどの類似遺伝子を指します。
サイトカインとは、bFGF、SCF、LIFなどの分泌たんぱく質を指します。
Sox2など記載のない因子は入っていても入っていなくても特許権の範囲に含まれます。


京都大学の知的財産管理体制

iPS細胞研究から創出された特許を管理するために、CiRA知財管理室が中心となり、京都大学産官学連携本部や京大iPS細胞関連特許の実施権を許諾するiPSアカデミアジャパン株式会社と連携を図っています。


iPS細胞関連知財管理連携体制
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