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2018年2月14日

名古屋第一赤十字病院との連携について

 京都大学iPS細胞研究所(CiRA)は、再生医療に広く使えるように、医療用のiPS細胞を予め作製して保存する、再生医療用iPS細胞ストックプロジェクト注1を進めています。これまでは、京都大学医学部附属病院(京都市)および医療法人財団医親会海上ビル診療所(東京都千代田区)でのみ細胞採取(採血)が可能でした。

 この度、新しい細胞採取拠点として、日本赤十字社 名古屋第一赤十字病院(名古屋市)にご協力頂けることとなりました。これにより中部地方在住のHLAホモ接合体注2を持つ方にも、ご協力いただきやすくなります。 

 名古屋第一赤十字病院との連携により、CiRAは再生医療用iPS細胞ストックプロジェクト構築を着実に進めてまいります。


注1) 再生医療用iPS細胞ストックプロジェクト
 HLAホモ接合体を持つ健康なボランティアの方から採血し、その血液細胞をもとに医療用iPS細胞を作製し保存するプロジェクトです。予め品質の保証されたiPS細胞を保存し、必要に応じて国内外の医療機関や研究機関に迅速に提供可能にすることを目的としています。  
 国内で頻度の高いHLA型を持つ方から細胞をご提供いただき、臨床応用を踏まえた設備・環境でiPS細胞を作製・評価・保存します。2017年度末までに、日本人の3〜5割をカバーするiPS細胞ストックを構築する計画です。2018年1月末現在で、日本人の約24%をカバーするiPS細胞を提供しています。
(本プロジェクトは国立研究開発法人日本医療研究開発機構 再生医療実現拠点ネットワークプログラム iPS細胞研究中核拠点の支援を受けて実施しています。)

注2) HLAホモ接合体
 体を構成する細胞には自分と他人とを見分ける印が存在します。HLA(Human Leukocyte Antigen : ヒト白血球型抗原)と呼ばれる遺伝子の集まりが、その印にあたります。通常、父方由来のHLA型と母方由来のHLA型は異なりますが、両親からそれぞれ同じHLA型を受けついでいることをHLAホモ接合体と言います。HLAホモ接合体の細胞は、より多くの患者さんに移植可能な細胞であると考えられています。

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