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2018年4月2日

幹細胞を用いた化学物質リスク情報共有化に関する共同研究の開始について

京都大学iPS細胞研究所(以下「CiRA」(サイラ))の未来生命科学開拓部門藤渕航教授と特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構(以下「システム・バイオロジー研究機構」)の北野宏明会長は、2018年4月1日より、幹細胞を用いた化学物質リスク情報共有化に関する共同研究を開始しましたのでお知らせします。

 ES細胞やiPS細胞から体のさまざまな細胞を作製し、その細胞を用いた創薬研究が進められています。創薬研究においては、薬の候補となる化合物が、ヒトの細胞に対して毒性や副作用がないかなど安全性を調べることが重要です。

 2016年に藤渕教授らのグループはES細胞と遺伝子ネットワークを用いた高精度な化合物毒性予測システムを構築したという論文を発表しました。この研究では、未分化なままのヒト幹細胞を用いて、精度高く化合物の毒性を予測できる可能性を見出しました。

 本共同研究では、CiRAからは遺伝子発現データを提供し、システム・バイオロジー研究機構からはAI解析技術を提供することで、未分化幹細胞及び品質が安定な分化細胞を用いて化合物に対する反応のデータベースとそのAI評価システムを開発し、今後の企業や研究の現場でヒト細胞への安全性評価試験において基盤技術を構築することをめざします。共同研究期間は、2018年4月1日から2020年3月31日までです。

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