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2017年6月6日

出張CiRAカフェ「iPS夜話」第5回を開催しました

5月27日(土)、第5回出張CiRAカフェ「iPS夜話」を、大阪市内のグランフロント大阪にあるカフェで開催しました。土曜日の夜というリラックスできる時間帯に、学生さんや家族連れの方々を含む約55人にご参加いただきました。残念ながら参加できなかった皆様にはお詫び申し上げます。

今回のサイエンス・カフェは、文部科学省「一家に1枚」ポスターシリーズのひとつとして制作された「生きものすべては細胞から」の完成を記念して行われました。 このポスターはCiRAが企画し、過去にCiRA国際広報室にサイエンスコミュニケーター(SC)として在籍した遠山真理 特任准教授(人間文化研究機構 総合地球環境学研究所)、野口悦 特任助教(大阪大学大学院医学系研究科)、川上雅弘 特任准教授(奈良先端科学技術大学院大学 教育推進機構)および現在CiRAのSCを務めている中内彩香 特定職員(CiRA国際広報室)が制作・監修したものです。今回はこの4人が講師となり、細胞を主なテーマとして、私たちの暮らしと細胞の関わりについて、ポスター制作のエピソードを交えて紹介しました。

はじめに中内SCが、iPS細胞について簡単に説明しました。そして、細胞のポスターを制作した意図について、「CiRAのサイエンスコミュニケーション活動のねらいの一つは、iPS細胞を含む生命科学に興味をもっていただくことです。今回の細胞ポスターは、学校やご家庭でも楽しく細胞について知っていただく機会になれば、と制作しました」と語りました。

参加者に話す中内SC

続いて遠山准教授が、ポスター制作において気を付けた点や制作の裏話をお話ししました。 細胞にはそれぞれに共通する性質がある一方で、生物の種類や臓器の種類によって多様な細胞が存在するということを1枚のポスターで表現する方法に苦労したとのことです。

ポスターについて語る遠山准教授

最後に、講師全員によるトークセッションが行われました。動物と植物の細胞の違いや、ヒトの体にある細胞の数など、細胞にまつわる素朴な疑問に答えました。川上准教授は、「人工的に細胞を作ることはできるのか?」という問いに対して、最新の研究成果を伝えるとともに、作った細胞をどう使うかという倫理的な視点の重要性について意見を述べました。また、野口助教は、学生時代に研究していた、植物の細胞について紹介しました。動物とは異なり、植物は1つ1つの細胞が個体を構成する全ての細胞に変化できる能力をもっており、例えば、葉の細胞から植物の個体そのものを再生することができるそうです。

トークセッションの様子
(左から、中内SC、野口助教、遠山准教授、川上准教授)

会場からは、「細胞は生命であると言えるのか?」という鋭い質問も飛び出しました。講師も含め、参加者全員で、細胞について改めてじっくりと考える機会になりました。

CiRAでは、今後もこのようなイベントの開催を計画しております。詳細が決まりましたら、改めてホームページなどを通してお知らせします。過去のイベントを含め、開催日時はイベントカレンダーをご覧ください。



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