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主任研究者
Principal Investigators

臨床応用研究部門 江藤 浩之 教授

江藤 浩之 写真
江藤 浩之 M.D., Ph.D.
研究概要

多細胞生物は非対称性分裂によって多様な細胞を産生しながら発生し、個体を形成します。血液を一生にわたって供給している造血幹細胞や各種の血液系譜前駆細胞もまた非対称性分裂によって多種類の血液細胞を産生すると考えられています。幹細胞システムを維持するためには自己複製と分化さらに各細胞系譜の独自の成熟システムの理解が必要です。こうした機構の分子機序の解明を継続することで、私たちはヒト多能性幹細胞から効率よく血小板や赤血球を誘導する技術を確立し、献血だけに依存しない輸血システムおよびDrug delivery system (DDS)の実現を目指した基礎研究・技術改良を推進しています。

江藤がiPS細胞研究所に赴任以来、私たちはiPS細胞由来血小板製剤(iPS血小板)のための基礎研究と開発研究を行い、2019年に世界初のiPS血小板の被験者様への輸血臨床研究を開始する段階まで到達しました。

現在、公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団が提供するiPS細胞を活用した血小板輸血不応症に対応可能なユニバーサルタイプiPS血小板製剤の免疫的な特性解析や本製剤の大規模製造開発だけでなく、血小板以外の血液細胞系譜がヒト多能性幹細胞から生み出され維持されるための分子機構を明らかにしようとしています。

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