研究活動
Research Activities
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研究成果
Publications
2024年2月16日
生命科学と社会をテーマにしたアート作品を制作しました
ポイント
一般の方に生命科学を身近なものとして感じ、考えていただくことを目的としてアート作品を公開しました。本作品は上廣倫理研究部門 笠間絹子教務補佐員・三成寿作特定准教授が中心となって企画し、クリエイティブユニットtupera tuperaの亀山達矢氏、中川敦子氏が制作しました。本作品は京都大学iPS細胞研究所(CiRA)本館1階の展示コーナーでご覧いただけます。
なお、公開されている作品は、原画をもとに特殊な印刷技術で作成されたものです。
この作品に決まった見方はありません。
科学に詳しいから見えてくること。
アートが好きだから気付けること。
また、誰かと話しながら観ることで新たな発見も。
描かれているモノたちには、
どのような意味があると思いますか?
「表情」や「色彩」に注目することで
気がつくことはありますか?
作品名 |
曖昧で確かなもの 2023年、カサネグラフィカ、78.9 × 59.2 cm |
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作 者 | tupera tupera |
公開日時 |
平日 8:30~17:15 |
展示場所 |
京都大学iPS細胞研究所(CiRA)本館1階ギャラリースペース ギャラリースペースは一般の方に無料・申し込み不要で開放しています。 |
Photo by Ryumon Kagioka
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作者
亀山達矢と中川敦子によるユニット。2002年より活動を開始する。絵本やイラストレーションをはじめ、工作、ワークショップ、アートディレクションなど、様々な分野で幅広く活動している。絵本など、著書多数。海外でも様々な国で翻訳出版されている。NHK Eテレの工作番組「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションも担当。「わくせいキャベジ動物図鑑」(アリス館)で第23回日本絵本賞大賞を受賞。2019年に第1回やなせたかし文化賞大賞を受賞。
亀山達矢と中川敦子によるユニット。2002年より活動を開始する。絵本やイラストレーションをはじめ、工作、ワークショップ、アートディレクションなど、様々な分野で幅広く活動している。絵本など、著書多数。海外でも様々な国で翻訳出版されている。NHK Eテレの工作番組「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションも担当。「わくせいキャベジ動物図鑑」(アリス館)で第23回日本絵本賞大賞を受賞。2019年に第1回やなせたかし文化賞大賞を受賞。
Photo by Ryumon Kagioka
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制作メンバー
京都大学iPS細胞研究所上廣倫理研究部門
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笠間絹子 教務補佐員
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三成寿作 特定准教授
[協力]
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高橋マキ
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mondo 刀根彰吾・安間仁美
- 株式会社サンエムカラー
本作品は、切り絵の手法で原画が制作されました。スキャン・編集の後、サンエムカラーのUVプリント技法「カサネグラフィカ(KASANE GRAFICA)」によりインクを何層も「重ね」ることで、これまで平面だけしか再現できなかった原画の筆致などを表現する形で完成されました。
下記からは、本作品に関する背景や経緯について記載しています。皆様にはCiRAにお越しいただき、先ずはご鑑賞いただきたいと思っておりますが、ご関心に応じてご覧ください。
展示会場では、作品をご覧になった方からコメントを募集しています。
その一部をもとに動画を作成しました。宜しければご覧ください。
本作品の制作・展示に関する参考文献はこちらです。
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先端生命科学における対話型鑑賞応用の可能性ー三成寿作氏のプレゼンテーションより(pp 101-109)
『ここからどう進む? 対話型鑑賞のこれまでとこれから アートコミュニケーションの可能性』
福のり子,平野智紀,北野諒 編(京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センター 監)淡交社,2023.
本作品は、公益財団法人セコム科学技術振興財団より支援を受けて制作されました。
本作品の展示・使用などについては下記までお問い合わせください。
CiRA上廣倫理研究部門
メールアドレス:uehiro-contact*cira.kyoto-u.ac.jp
(お手数ですがメール送信の際 * を@に変えてください。)