
研究活動
Research Activities
研究活動
Research Activities
CiRAの知的財産
CiRA IP
CiRAの知的財産
2024年4月現在、以下の国・地域で京都大学が保有する基本特許が成立しています。
アイルランド、イスラエル、イタリア、英国、インド、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カザフスタン、カナダ、韓国、シンガポール、スイス、スウェーデン、スペイン、中国、デンマーク、ドイツ、トルコ、南アフリカ、メキシコ、日本、ニュージーランド、フィンランド、ブラジル、フランス、ブルガリア、米国、ベルギー、ポルトガル、香港、リヒテンシュタイン、ロシア
代表的な成立特許の権利範囲の概要は、次の通りです。
また、特許法の規定により、これらの方法により製造された細胞にもその権利が及びます。特許権利期間は、いずれも基礎となる国際出願日である2006年12月6日から20年間です。なお、京都大学のiPS細胞関連特許は、iPSアカデミアジャパン株式会社が特許権の実施許諾を行っています。
日本
特許 第4183742号 |
4種の遺伝子(Oct3/4、Klf4、c-Myc、及びSox2)を体細胞に導入する工程を含む、誘導多能性幹細胞の製造方法。 |
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特許 第4411362号 |
3種の遺伝子(Oct3/4、Klf4、及びSox2)を体細胞に導入し、bFGFの存在下で培養する工程を含む、誘導多能性幹細胞の製造方法。 |
特許 第4411363号 |
3種の遺伝子(Oct3/4、Klf4、及びSox2)を体細胞に導入し、bFGFの存在下で培養、もしくは4種の遺伝子(Oct3/4、Klf4、c-Myc、及びSox2)を体細胞に導入し誘導多能性幹細胞を製造する工程、及び同細胞を分化誘導する工程を含む、体細胞の製造方法。 |
特許 第5098028号 |
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特許 第5248371号 |
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特許 第5467223号 |
以下の(1)~(3)の工程を含む、誘導多能性幹細胞の製造方法:
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特許 第5603282号 |
以下の(1)〜(3)の工程を含む方法により製造される誘導多能性幹細胞:
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特許 第5943324号 |
以下の(1)〜(3)の工程を含む方法により製造される誘導多能性幹細胞:
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注1:特定の遺伝子ファミリー
- ・Octファミリー:Oct3/4
- ・Klfファミリー:Klf2、Klf4
- ・Mycファミリー:c-Myc、N-Myc、L-Myc、T58A(c-Mycの変異遺伝子)
- ・Soxファミリー:Sox1、Sox2、Sox3、Sox15、Sox17
海外
US8,048,999 |
Octファミリー、Klfファミリー及びMycファミリーの遺伝子を含む初期化因子。 |
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US8,058,065 |
4種の遺伝子(Oct3/4、Klf4、Sox2、及びc-Myc)をレトロウイルスにより体細胞に導入し、iPS細胞を作製する方法。 |
US8,129,187 |
3種の遺伝子(Oct3/4、Klf4、及びSox2)をレトロウイルスにより体細胞に導入し、フィーダー細胞上あるいは細胞外マトリクス上でES細胞培養条件と同様の培養条件にて培養することでiPS細胞を製造する工程、及びこのiPS細胞を分化誘導する工程を含む、体細胞の製造方法。
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US8,278,104 |
哺乳動物の体細胞に、Oct3/4, Sox2, Klf4の3遺伝子をレトロウイルスベクターで導入し、サイトカインの存在下で培養する、iPS細胞の作製方法。 |
EP1970446 |
Octファミリー、Klfファミリー及びMycファミリーの遺伝子又は遺伝子産物を含む初期化因子。 |
EP2206778 |
体細胞に①Octファミリー遺伝子, Klfファミリー遺伝子, Soxファミリー遺伝子又はそれらの遺伝子産物を含む初期化因子に加えて、Mycファミリー遺伝子又はその遺伝子産物、及び/又はサイトカインを接触させる事で作製したiPS細胞から分化誘導する事により得た細胞を用いて、化合物・薬剤・毒物の生理学的機能、有効性又は毒性をインビトロ下で評価する方法。 |
EP2208786 |
体細胞に対して、①Octファミリー遺伝子, Klfファミリー遺伝子, Soxファミリー遺伝子又はそれらの遺伝子産物を含む初期化因子に加えて、Mycファミリー遺伝子又はその遺伝子産物、及び/又はサイトカインを接触させる事で、体細胞をインビトロ下で初期化する方法。 |
- * Octファミリーとは、Oct3/4、Oct1A、Oct6などの類似遺伝子を指します。
- * Klfファミリーとは、Klf4,Klf1,Klf5などの類似遺伝子を指します。
- * Mycファミリーとは、C-Myc、L-Myc、N-Mycなどの類似遺伝子を指します。
- * サイトカインとは、bFGF、SCF、LIFなどの分泌たんぱく質を指します。
京都大学の知的財産管理体制
iPS細胞研究から創出された特許を管理するために、CiRAが中心となり、京都大学産官学連携本部や京大iPS細胞関連特許の実施権を許諾するiPSアカデミアジャパン株式会社と連携を図っています。
iPS細胞関連知財管理連携体制
