研究活動
            Research Activities
          
        
          研究活動
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      主任研究者 
Principal Investigators
        増殖分化機構研究部門 長船 健二 副所長・教授
  長船 健二 M.D., Ph.D.
研究概要
      慢性腎臓病(CKD)、糖尿病、肝硬変などの難治性腎、膵、肝疾患は、医学的のみならず医療経済面からも依然として世界的な問題を引き起こしています。そして、これらの疾患に関して共通している点は、その根治的な治療法である腎移植、膵・膵島移植、肝移植において、深刻なドナー臓器不足の状態にあることです。
      
      この問題を解決するために、当研究グループでは、ヒトiPS細胞を用いて腎臓、膵臓、肝臓を再生することにより、移植に提供できる薬としての細胞および移植用臓器の作製と新しい治療薬の開発を研究しています。発生生物学の知見に基づき、iPS細胞からこれら3つの臓器の構成細胞を高効率に分化誘導する方法の確立を行っています。これらの分化系を用いて、以下の研究に発展させることを目指しています。
    
- ヒト腎臓、膵臓、肝臓の発生分化機構の解明
 - CKD、1型糖尿病、肝硬変に対する細胞移植療法の開発
 - 移植用臓器(腎臓、膵臓、肝臓)の作製
 - 多発性嚢胞腎、Alport症候群、Fabry病、糖尿病、代謝機能障害関連脂肪肝炎(MASH)などの難治性腎、
膵、肝疾患に対する新規疾患モデル構築と創薬 - 上記疾患モデルを用いた新しい治療薬の開発など
 
    
						
						
				
				
						
						
				
				
                      
                      