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研究部門 Research Divisions

[初期化機構研究部門] 升井 伸治(講師)s
Shinji Masui (Lecturer) Group
主任研究者
升井 伸治 Ph.D.

升井研究室ウェブサイト

■ 連絡先
masui-g*cira.kyoto-u.ac.jp
お手数ですがメール送信の際*を@に変えてください。

研究概要

細胞の分化を操作するためには、いくつかの遺伝子をセットで作用させることが必要です。これまではそのセットを決められる方法がないため、どれを作用させればよいのかわかりませんでした。私たちは、こうした遺伝子セットを決める方法の開発を行ってきました。とくに、転写因子に注目して進めています。転写因子は、ある決まったDNAの配列があるとそこにとりつき、転写(遺伝子が働きはじめること)を開始させます。ヒトは千種類以上の転写因子をもつといわれますが、転写因子ごとにとりつくDNA配列はそれぞれ決まっています。つまり、細胞の中にどの転写因子があるかで、どの遺伝子が働くかが決まり、細胞の働きは決まります。iPS細胞は全種類の分化細胞になれる能力をもっていますが、試験管内ではなかなかできてこない種類の分化細胞も多くあります。iPS細胞がもつ可能性を最大限に引き出すために、今後は転写因子の「セット」を使って、様々な分化細胞について高効率で高品質な作出法開発を行います。これをCiRAで進行中の多くの研究と組み合わせることで、研究の加速に貢献し、iPS細胞の実用化につなげます。