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2010年3月5日

iPS細胞研究所(予定)の研究棟完成

京都大学iPS細胞研究所(予定)の研究棟が、このほど京都大学吉田キャンパス内に完成し、2月26日に施工した大木建設株式会社、新菱・朝日・三建特定建設工事共同企業体、港振興業株式会社より京都大学に引き渡されました。 教職員等の移動は、3月中旬より順次行い、4月末までには終了予定です。この新棟は、平成20年1月に物質–細胞統合システム拠点iPS細胞研究センター(4月1日付けで、iPS細胞研究所に改組予定)が設立されると同時に、 文部科学省から資金的支援を受け、日本のiPS細胞研究の中核施設として機能する研究棟を建設することが決定しました。建設費として、文部科学省が43億円、京都大学が3.8億円を拠出しました。

新研究棟外観

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新研究棟エントランスホール

同棟は地上5階、地下1階、高さ19.90メートル、延床面積は11,942.93平方メートルとなり、教職員、研究員、テクニカルスタッフ等、約120人が勤務する予定です。

新棟の特徴として、オープンラボを採用し、研究者の交流を促進する環境を実現しています。また、動物実験施設や細胞調製施設が設置され、前臨床研究および臨床研究の推進を可能にする設備を整えました。

新研究棟の概要
名 称 iPS細胞研究所(予定)
所在地 京都市左京区聖護院川原町53
延床面積 11,942.93平方メートル
構 造 地上5階、地下1階
高 さ 19.90メートル
施 工 大木建設株式会社、新菱・朝日・三建特定建設工事共同企業体、港振興業株式会社
設計・監理 京都大学環境施設部
竣 工 平成22年2月26日
総建設費 46.8億円
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オープンラボ

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