3月11日（日）に京都市内で初めて開催された京都マラソン2012に、山中伸弥所長と戸口田淳也副所長が出場し、2人とも見事に完走しました。応援大使として先頭でスタートを切った山中所長は、自己ベストを大幅に上回る4時間3分19秒、マラソン初挑戦の戸口田副所長も4時間35分28秒でフィニッシュしました。

青空のもと、西京極総合運動公園のメインスタジアムのオープニングセレモニーで、1万4000人余りの出場者全員が東日本大震災で亡くなられた方々に黙とうを捧げた後、午前8時30分の号砲とともにランナーが順次スタートました。山中所長は風邪や膝痛のため練習が思うようにできなかったにも関わらず、沿道の声援を受け快走しました。戸口田副所長も、研究活動と病院勤務の多忙な合間をぬって練習を続けた結果が実り、午後1時過ぎに平安神宮の鳥居近くのフィニッシュ・ラインをゴールしました。

今回のマラソンでは、両教授ともに、完走を目標に掲げ、より多くの方々に「iPS細胞研究基金」を認知していただき、ご協力をお願いするために、オンライン寄附プラットフォームの「JustGiving Japan（ジャスト・ギビング・ジャパン）」サイトを通じて、ご寄附を募っておりました。3月12日午前10時の段階で、両教授のチャレンジ合わせて約980万円の寄付を頂いております。沿道でのご声援や、寄付サイトでのメッセージが両教授の完走に大きな力となりました。皆さまのご支援に心より感謝申し上げます。

沿道からの応援に答える山中所長

【山中所長のコメント】
「みなさんの温かいご声援、本当にありがとうございました。自己記録を大幅に上回る4時間3分19秒で完走することができました。皆さまの気持ちに後押しされてのゴールです。研究もマラソン同様にペース配分が重要です。これからも気持ちを引き締めて頑張ります。」

ゴールの平安神宮前で完走を喜ぶ戸口田副所長

【戸口田副所長のコメント】
「応援ありがとうございました！無事、完走することが出来ました！4時間30分位でゴールしました。難コースでしたが、みなさまの気持ちに応 えるべく最後まで頑張ることが出来ました。本当にありがとうございました！研究もフィニッシュ目指して頑張ります。ご支援よろしくお願いします。 」

鴨川沿いを走る山中所長

鴨川沿いを走る戸口田副所長

両手を挙げてフィニッシュする山中所長

完走後、インタビューに答える所長