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2012年4月2日

CiRA設立3年目へ突入! 新主任研究者 藤渕教授が着任

2012年4月1日をもちCiRAは設立3年目に入り、新構成員を迎え、より強力な体制で研究活動を推進します。

同日付けで、藤渕航前産業技術総合研究所生命情報工学研究センター細胞機能設計チーム研究チーム長が、CiRA増殖分化機構研究部門の主任研究者/教授に就任しました。

藤渕教授は広島大学理学部生物学動物学専攻を卒業後、京都大学化学研究所にて生理機能設計に関する研究に従事し、博士号を取得しました。その後、米国立衛生研究所および産業技術総合研究所研究員を経て、2007年より産業技術総合研究所生命情報工学研究センター研究チーム長として幹細胞情報解析手法の研究に取り組んできました。

CiRAでは初めてとなる理論系の研究室として、iPS細胞を統計・情報・数理的に解析するとともに、大型計算機や情報セキュリティ環境の整備を行い、実験系でも、今後ますます必要とされるバイオインフォマティクスのアルゴリズムやデータベースの開発を行います。

また、山中伸弥所長が、CiRAの細胞調製施設(FiT: Facility for Cell Therapy)の施設長に就任し、再生医療用のiPS細胞作製を指揮します。

【藤渕教授のコメント】
CiRAで必要とされているバイオインフォマティクスのニーズに応えながらも、細胞を系統的に解析する手法の開発を行い、「まだ未発見の細胞が幾つ存在するか」などの質問に答えられる理論研究を目指します。

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