山中伸弥所長に2012年度の文化勲章が贈られることが発表されました。文化勲章は、日本の文化の発展に顕著な功績があった方に贈られています。山中所長は、世界に先駆けてiPS細胞（人工多能性幹細胞）を開発し、今年のノーベル生理学・医学賞の受賞が決定しています。

文化勲章の親授式は11月3日に皇居で開かれ、永遠を表す橘をあしらった勲章が天皇陛下から直接授与(親授)されます。

<山中伸弥所長のコメント>

「このたび文化勲章を受章することになり、身に余る光栄に思っております。iPS細胞研究を共に行なってきた多くの研究者や、この研究を理解し、様々な形でご支援して下さった方々に心から感謝を申し上げます。今後は、今まで以上に研究活動に専念し、新しい薬剤や治療法を一日も早く、少しでも多くの患者さんのもとに届けられるよう、仲間の研究者とともに精進いたします。」