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2015年4月1日

2030年に向けた、新たな4つの目標を設定しました。

 2015年の年度初めとなった本日、山中伸弥所長より「CiRA 2030年までの目標」が研究所員に向けて発表されました。CiRAでは、2010年4月のiPS細胞研究所の開所当初から、「iPS細胞の医学応用」という使命を念頭に、2020年までに達成を目指す4つの目標を掲げ、研究所一丸となって研究に取り組んで参りました。開所から5年が経ち、2020年までの目標達成へ順調に進捗していることから、この度、新たな長期目標「2030年までの目標」が策定されることとなりました。

<2030年までの目標>

<1> iPS細胞ストックを柱とした再生医療の普及

<2> iPS細胞による個別化医薬の実現と難病の創薬

<3> iPS細胞を利用した新たな生命科学と医療の開拓

<4> 日本最高レベルの研究支援体制と研究環境の整備

 1つ目の目標は、現在構築中のiPS細胞ストックにより再生医療をより広く推進することを目指します。iPS細胞ストックは予め移植に適したiPS細胞を備蓄する計画で、患者さんご自身からiPS細胞を作製するのと比べて、短時間で必要な細胞を供給し、費用を抑えることができると考えています。

 2つ目の目標は、患者さんそれぞれで効果のある薬を予測、検討できるような個別化医薬の実現や、既存薬などを利用した難病の治療薬開発を目指します。

 3つ目の目標は、iPS細胞を道具として用いることにより、新しい生命科学の知見を見出し、医療の分野へ応用することを考えています。まだ、萌芽的なアイディアの段階で、時間がかかることが見込まれますが、新しい概念の治療法や薬の開発を目指します。

 4つ目の目標は、CiRAの組織に関することで、上記の3つの目標を達成するためにも欠かせない要素と考えています。これまで構築してきた研究支援体制をより一層充実させ、さらなる研究環境の整備をはかっていきます。

 年度始めの集会で、山中伸弥所長は、「CiRAの研究者と研究支援員の一人ひとりが、iPS細胞の医学応用という使命に向けて、今回示した2030年までの長期目標をしっかりと心して、これまで以上に職務に励んで欲しい」と述べました。

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研究所員に語りかける山中伸弥所長
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