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2015年4月1日

CiRAの人事について

4月1日付けで、初期化機構研究部門と基盤技術研究部門に教員2名が着任しました。
 
今野兼次郎前京都産業大学総合生命科学部助教が、基盤技術研究部門の准教授に就任し、高島康弘前ケンブリッジ大学研究員が、初期化機構研究部門の特定拠点講師に就任しました。
 
また、本年1月16日付けで、永井雅規前文部科学省大臣官房国際課国際協力企画室長が、基盤技術研究部門教授兼所長補佐として就任しております。
 
新たに着任した教員3名の抱負は以下の通りです。
 
<永井教授のコメント>
「iPS細胞研究が進展し、医療応用に向けた歩みを着実に進める中で、iPS細胞技術と社会とのかかわりも一層深くなってきています。研究の進展に応じ、産学連携、許認可への対応、知財、広報など幅広い取組と当時に、新たな倫理的・社会的・法的課題にも適時に対応していくことも重要となっています。研究者をはじめとするCiRA内外の関係する皆様と協力しながら、プロジェクト推進の基盤となる取組の充実に貢献していきたいと考えています。」
 
<今野准教授のコメント>
「本研究所の理念の1つが、『 iPS細胞の可能性を追求し、基礎研究に留まらず応用研究まで推進することにより、再生医療の実現に貢献する』です。 これは、基礎研究の成果をヒトへ臨床応用する事を意味します。 ただし、ヒトへ臨床応用する前に、動物を用いて安全性や有効性を確認する必要があります。 私は実験動物学を専門とする獣医師(実験動物医学専門医)であり、研究者が実験動物の福祉にも配慮した質の高い動物実験が実施出来るように、 サポートしていく所存です。」
 
<高島講師のコメント>
「CiRAが中心となりiPS細胞を用いた臨床応用が日本を含む世界中で、目覚ましい勢いで展開しています。私は、英国ケンブリッジ大学で約7年半、ヒトES/iPS細胞をより発生初期の生命の萌芽に一致したヒトiPS細胞にリセットすることに取り組 んできました。携帯電話が3G、4Gと進化していくように、この細胞は次世代iPS細胞として進化したiPS細胞となる可能性があります。また、ヒトの生命の始まりを研究する生命科学研究に利用できる可能性も秘めております。これらに関し、全力で研究を展開する所存です。ご支援、ご指導よろしくお願い申し上げます。」
 
 
 
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