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2015年10月6日
ジェームズ・ワトソン博士がCiRAを訪問しました
10月5日に、ノーベル生理学・医学賞を1962年に受賞したジェームズ・ワトソン博士が、CiRAを訪問され、山中伸弥所長や高橋淳副所長らと意見交換し、研究棟を見学されました。
ワトソン博士は、フランシス・クリック博士とともにDNAの二重らせん構造を発見しました。これにより、遺伝情報の伝達の過程が説明ができるようになり、生命現象の謎を解く大きなヒントとなりました。この功績により、2人の科学者は、モーリス・ウィルキンス博士と共同でノーベル賞を受賞しています。
ワトソン博士は、山中所長らとの会合で、クリック博士についてや、米国のコールド・スプリング・ハーバー研究所での活動などについて話をされました。CiRAサイエンス・ライターのピーター・カラギアニス特命講師に案内され、研究棟を見学し、4階ではiPS細胞から作製された心筋細胞を顕微鏡から観察し、吉田善紀講師から説明をうけました。

ジェームズ・ワトソン博士と山中所長

高橋副所長(中央)とカラギアニス特命講師(右)と意見交換するワトソン博士