2016年度に入り、CiRAは設立から７年目に突入しました。設立当初は１５０名ほどの教職員から始まりましたが、今では４００名を超える構成員をもつ組織となり、約３０の研究グループがiPS細胞の医学応用に向けて研究に励んでいます。

　年度始めの集会で、山中伸弥所長は「いよいよ臨床応用に近づいている研究が多くなってきました。これからは、患者さんにご協力をいただくことになるので、これまで以上に気を引き締め、切磋琢磨していきましょう」と述べました。

　2016年度も引き続き、「iPS細胞技術を用いて、患者さんに一日でも早く、新たな治療法を提供する」という使命を念頭に、いっそう研究活動に邁進していきます。