本田顕子文部科学大臣政務官が、2023年11月27日に本学を訪れ、iPS細胞研究所（CiRA）を視察されました。

　本田政務官は、まず、髙橋淳 iPS細胞研究所長、高須直子 京都大学iPS細胞研究財団専務理事から、iPS細胞研究所（CiRA）及び京都大学iPS細胞研究財団の概要説明を受けたのち、iPS細胞を用いた治療法の実現に向けた課題や研究人材の育成、女性研究者の参画の重要性などについて意見交換を実施されました。続いて、髙橋所長の案内の下、CiRA第1研究棟及び第2研究棟を見学され、オープンラボ・細胞培養室のほか、主要な共通機器、研究交流スペース等を視察されました。

　その後、本田政務官は、国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）が実施している「創発的研究支援事業」に採択された齊藤尚平 理学研究科准教授、名村今日子 工学研究科准教授、山本拓也 iPS細胞研究所准教授とCiRA内で懇談され、それぞれが取り組む挑戦的な研究の内容や研究環境の改善に向けて必要な取り組み等について、活発な意見交換を実施されました。

オープンラボで髙橋所長の説明を受ける本田政務官

研究者との懇談会

本田政務官（左）と髙橋所長（右）

左から山本准教授、本田政務官、齊藤准教授、名村准教授