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2011年6月16日
CiRA 第9回国際幹細胞学会トロント大会にブース出展
CiRAブースでは、アニュアルレポート、京都大学のパンフレット、iPSアカデミアジャパン社、京都市の広報誌などを配布しています。加えて、大学院への進学情報やiPS細胞樹立、維持、培養実技トレーニングの案内を行い、ブース内に設置したモニターでは、CiRA紹介ビデオや日本科学未来館が制作した「Young Alive!」(英語版)を上映するなどして、多くの参加者に興味を持ってもらえるように工夫しています。
オープン初日の15日には、大学院留学や研究員の採用情報を求める若い研究者や、マテリアルの提供や共同研究に興味のある企業関係者など、数十名がブースを訪れました。
また、14日には、年次大会の開催に先立ち、一般の方々に幹細胞研究について理解を促進するために、トロント市内でパブリック・フォーラムが開催されました。脊髄損傷、多発性硬化症、多発性骨髄腫の患者さん3人と彼らの担当医が、病気の経験や治療のプロセスについて簡潔に話しました。 そのうち2人からは、治験の承認を受けた幹細胞治療を受けて病状が改善したという報告もありました。しかし、フォーラムに出席した専門家からは、科学的な根拠が低い幹細胞治療を施し、高額の治療費を要求されるケースがあるという注意喚起もなされました。ISSCRは、患者さんに向けた幹細胞治療に関するハンドブックを作製していますので、ご参照ください。
幹細胞治療について患者ハンドブック
http://www.isscr.org/clinical_trans/pdfs/ISSCR_PatientPrimerHndbk_Japanese_FNL.pdf