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2011年6月19日

山中伸弥所長と高橋和利講師 ISSCRマキュアン・センター・イノベーション賞授賞式に出席

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トロント(カナダ)で開催された国際幹細胞学会(ISSCR)の第9回年次大会では、最終日の18日に、高橋和利講師と山中伸弥所長が受賞したISSCRマキュアン・センター・イノベーション賞の授賞式が行われました。

同賞は、幹細胞や再生医療に関する研究において、独創的かつ画期的な業績を残した若手とベテラン研究者を表彰しています。授賞式では、McEwen Center for Regenerative Medicineの設立のために多額の寄附をしたマキュアン夫妻から二人にトロフィーが送られました。

山中所長は、受賞スピーチの中で、高橋講師の学生時代のエピソードを紹介しながら、体細胞からのES細胞様細胞(iPS細胞)の樹立に取り組んだ研究を振り返りました。高橋講師は、「日本語では伝えたことが無い」と前置きした上で、この研究に取り組む機会を与えた山中所長への感謝の言葉とともに、「今後も努力を惜しまずに研究を続けていきたい。」と述べ、会場からは受賞した二人に対する大きな拍手が沸き起こりました。

ISSCRの閉会式では、2012年6月13–16日に横浜市(会場:パシフィコ横浜)で年次大会が開催されることが紹介されました。次回大会は、アジアで初開催となるISSCR年次大会であると同時に10周年の記念大会でもあり、この開催には大きな期待が寄せられています。

初めて出展したCiRAブースには、4日間で延べ400人以上の参加者が訪れ、研究所や研究内容について多くの質問を受けました。また、来年の横浜大会を楽しみにしているという声も多数聞かれました。

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