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2012年5月18日

「京都大学iPS細胞研究基金 感謝の集い」を開催しました。

晴天に恵まれた去る5月14日、今までにiPS細胞研究所にご寄附をくださった方々をお招きして、研究所内において「iPS細胞研究基金 感謝の集い」を開催しました。北海道や鹿児島県など各地から約100名の方々がご参加くださいました。

会の冒頭で、山中伸弥所長が参加者の方々に、iPS細胞研究へのご支援に対する感謝とともに、ご厚意が研究者や職員の大きな励みとなっていることを述べました。続いて、講演の部が始まり、再度、山中所長が登壇し、iPS細胞の基礎研究の状況とiPS細胞研究基金の収支報告と必要性について話しました。次に、高橋淳准教授がiPS細胞を用いたパーキンソン病研究の進捗を説明しました。そして、最後に妻木範行教授が、iPS細胞を用いないダイレクト・リプログラミングという軟骨の再生に関する研究について発表しました。各講演後には、参加者が疾患特異的iPS細胞研究の現状などについて積極的に質問していました。

その後、会場をエントランスホールに移して、交流会が開かれました。ここでは、CiRAの主任研究者20名以上も加わり、ご参加いただいた方々と研究やその他の話題について、約1時間ほど楽しく懇談しました。ギャラリーでは、顕微鏡でiPS細胞を観察するコーナーも設けました。

これが、CiRAが開催した初めての寄附者の方々を対象とした感謝の集いでした。今後も、このような寄附者を対象とするイベントを定期的に企画・開催予定です。

参加者の質問に答える高橋淳准教授

懇談する参加者と山中所長

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