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2013年10月31日

「京都大学iPS細胞研究基金 感謝の集い(東京会場)」を開催しました。

めっきりと冷たくなった秋風が吹く10月28日(月)、昨年度iPS細胞研究所に一定額以上のご寄附をくださった方々の一部をお招きして、六本木ヒルズ森タワーアカデミーヒルズ内において「iPS細胞研究基金 感謝の集い」を開催しました。2012年度は山中伸弥所長のノーベル賞受賞があり、7,500件を超えるご寄附をいただきました。そのため、全ての寄附者を感謝の集いにご招待することが出来ませんでしたことをお詫びします。

本年度は2回開催を予定しており、東京会場で開催された一回目にはおよそ170名の方々がご参加下さいました。

まず、山中所長が参加者の方々にiPS細胞研究へのご支援に対する感謝を述べるとともに、特別協力としてアカデミーヒルズの会場を提供してくださった森ビル株式会社にお礼の言葉を述べました。続いて山中所長が講演を行い、iPS細胞研究について紹介するとともに、iPS細胞研究基金の必要性と現状について報告しました。

山中所長の講演を聞く参加者

休憩を挟んで後半の部は、iPS細胞にまつわるクイズで幕開けしました。写真を見てその中にあるiPS細胞の数や、iPS細胞を作るときに使う細胞を答えるといったものです。少し難しい内容も含まれていましたが、楽しみながらよりiPS細胞について理解を深めて頂けたようです。4問のクイズに全問正解した方は、山中所長とじゃんけんで勝負し、勝ち残った2名に山中所長から直々にプレゼントが手渡されました。

じゃんけんで寄附者の方々と勝負をする山中所長(左)

山中所長の講演を聞く参加者

最後には臨床応用研究部門の川口義弥教授が講演を行い、糖尿病治療を目指し、iPS細胞から膵臓の細胞を作る研究の現状を紹介しました。鉄砲が日本に伝来した時の事を例に挙げ、機能を持った膵臓を作ることの難しさを表現しました。

ご参加頂いた方々からは、「研究所が寄附者のことを考えてくれていることがわかった」「糖尿病に挑戦する川口教授の研究成果を楽しみに待っている」など、当研究所の取り組みや課題をご理解いただき、継続して寄附をしたいと申し出てくださる方が多数いらっしゃいました。

今後もこのような寄附者とのコミュニケーションの機会をつくってまいります。

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