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2013年12月26日

第18回CiRAカフェ・FIRSTを開催しました

秋を感じるまもなく到来した冬に、外に出るのも億劫になるような12月7日(土)、第18回CiRAカフェ・FIRST「ヒトの細胞カタログをつくる!」が、iPS細胞研究所の講堂にて開催されました。遠いところでは東京や広島からも、寒さに負けず、25名の方がiPS細胞研究所までお越しくださいました。



今回はいつもと少し場所を変えて、エントランスホールではなく講堂内で開催しました。講師は増殖分化機構研究部門の藤渕航教授。CiRAの中では唯一の情報系研究室を率いて、「iPS細胞とは何か」あるいは「細胞は何種類あるのか」などの疑問に理論的に答える研究をしています。

カフェは細胞を紹介する美しいアニメーションで始まりました。体の中には200種類を超える細胞があると言われていますが、その全体像はまだよくわかっていません。さまざまな種類のある細胞を分類するために、例えば細胞内で働いている全ての遺伝子の状態を調べる方法があります。コンピュータを使ってそれぞれの細胞の状態について比較して、「周期表」にするという作業を行うことで、一種の細胞のカタログをつくろうとしていると、自身の研究を紹介しました。細胞の一覧表を作る過程で、これまで知られていない新しい性質をもった細胞を見つけることができるかもしれません。

藤渕航教授

一覧表を作るときに参考になるのがヒートマップと呼ばれる図です。細胞内で働いている遺伝子全体の働き具合をひと目で分かるように色を使って表現した図です。このヒートマップに親しんでもらうために、クイズを行ないました。写真のように3枚のヒートマップを並べてどれがiPS細胞のヒートマップかを当てるものです。iPS細胞以外は「皮膚上皮細胞」と「口腔上皮細胞」であるというヒントを元に、各テーブルで正解のヒートマップがどれかを考えました。iPS細胞以外はどちらも上皮細胞なので、ヒートマップもiPS細胞と比べると似ています。このクイズを通じて、ヒートマップを使って細胞を周期表のように分類するという藤渕先生の研究内容を少しは身近に感じてもらえたようです。

ヒートマップクイズに挑戦する参加者

参加者からは「細胞の周期表、というのがわかりやすくて良かったと思います」「とても刺激的で難しかったのですが楽しかったです」などの感想がよせられました。

CiRAカフェはこれまで内閣府最先端研究開発支援プログラム(FIRSTプログラム)の支援により開催して参りましたが、本プログラムが2014年3月を持って終了するため、CiRAカフェ・FIRSTは今回で最後になります。

CiRAでは今後もサイエンスカフェ等のイベントを定期的に開催して参りますので、ご興味のある方は是非ご参加下さい。今後のイベント開催予定日は「イベントカレンダー」に記載しております。皆様のご参加をお待ちしております。

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