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2014年9月9日

第21回CiRAカフェを開催しました

9月6日(土)の午後、第21階CiRAカフェ「血液のもとになる細胞〜造血幹細胞ってなに?〜」を、CiRA1階のエントランスホールにて開催しました。今回は定員を大幅に上回る参加申し込みを頂いたため抽選を行いました。

参加者で一杯になった会場

今回の講師の大澤光次郎助教(CiRA臨床応用研究部門)は、中畑教授の研究グループで造血幹細胞の研究を行っています。

まずは血液細胞の働きについて紹介しました。血液細胞と言っても様々な種類があり、赤血球・単球・血小板・リンパ球など、大きさも役割も異なります。特に赤血球は数が多く、体重が50kgの人でだいたい20兆個位あると言われています。

そんな様々な血液細胞を大量に作り出している大元が造血幹細胞です。致死量の放射線を照射されたマウス血液が作れなくなり、生きていくことが出来ませんが、造血幹細胞を移植するだけで血液細胞が再生されて生存することが可能になるそうです。造血幹細胞は大きな可能性を持っており、治療にも使われています。

現在血液の病気になってしまった方に対して、骨髄移植という治療法があります。骨髄の中には造血幹細胞も含まれています。しかし、健康で遺伝子のタイプが合う方から骨髄細胞を採取しなければならず、細胞を提供する人に大きな負担が掛ってしまいます。造血幹細胞をiPS細胞から作ることができれば、細胞提供してくださる人の負担を軽くすることが出来ます。

こうしてiPS細胞から造血幹細胞を作る方法が盛んに研究されていますが、未だに作る方法が出来ていないそうです。マウスの体の中で造血幹細胞ができたという報告もありますが、まだまだこれからの研究が必要だとのことでした。

造血幹細胞について解説する大澤助教

参加者からは「iPS細胞から造血幹細胞ができていないこと(に驚いた)」、「iPS細胞がどのように使われているのか、知ることが出来た。」などの感想を頂きました。

今回のCiRAカフェにも四国や関東など遠方からご参加頂きました。
今後も継続的にこの様なイベントを開催してまいりますので、ご興味のある方はイベントカレンダーをご確認下さい。

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