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2015年1月20日

CiRA国際シンポジウム2015を開催しました

2015年1月16日(金)、CiRA国際シンポジウム2015を開催しました。本シンポジウムは昨年と同様に公益財団法人武田科学振興財団が主催する国際シンポジウム「第18回武田科学振興財団生命科学シンポジウム」(1月15日〜17日)と併催されました。

大阪府吹田市にある武田薬品工業株式会社の研修所で開催し、国内外から692名(うち海外から約200名)の方々に参加していただきました。今年はiPS細胞を使った再生医療をメインテーマとし、2014年秋に世界で初めてiPS細胞を使った臨床研究を始めた高橋政代博士(理化学研究所)をはじめ、アメリカ・イギリス・スウェーデン・韓国・タイなどから多数の研究者が集まりました。

16日の午後から開催されたCiRAシンポジウムでは、CiRAから今後注目していただきたい3名の研究者と共に、日本あるいはアメリカで活躍されている研究者にご講演頂きました。すい臓の再生に関する研究について、海外からはQiao Joe Zhou博士(ハーバード大学)、そして宮島篤博士(東京大学)にお越しいただき、最新の成果についてお話頂きました。また、若手で注目されている武部貴則准教授(横浜市立大学)は肝臓の種となる細胞を作る研究について紹介してくださいました。

CiRAからは膵島再生について川口義弥教授が、免疫細胞を再生してがん細胞などに対抗する研究について金子新准教授が、心臓組織の再生について山下潤教授が、それぞれ最新の研究内容について講演を行いました。

肝臓・膵島や心臓組織など、複数種類の細胞が集まった組織などを作る研究が報告され、立体的な組織の構築に向けた研究が着実に進んでいることが伺えました。

同時に開催されていた生命科学シンポジウムでは、神経細胞の再生を中心に様々ジャンルでiPS細胞などを使った再生医療の発表が行われました。初日の基調講演では山中伸弥教授が、iPS細胞を使った再生医療について講演しました。シンポジウムでは日本の再生医療の先端を切り開いている研究者が多数講演を行いました。岡野栄之教授(慶應義塾大学)は脊髄損傷について、高橋政代博士は加齢黄斑変性の臨床研究について、高橋淳教授(京都大学CiRA)はパーキンソン病について、澤芳樹教授(大阪大学)は心臓疾患について、江藤浩之教授(京都大学CiRA)が血小板の再生について、それぞれiPS細胞等を用いた再生医療に関する最新の研究を紹介しました。

26件の講演に加え、ポスター発表が108件集まり、その中から選考委員によって選ばれた7件が優秀ポスター発表賞として表彰されました。合わせて3日間にわたるシンポジウムで、世界各国から集まった研究者が議論し、最新の研究動向について、活発に情報交換を行いました。

CiRAでは来年の3月頃に国際シンポジウムを開催予定です。

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