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2024年12月17日
イオンモールKYOTO開催の「超ECO祭」でiPS細胞研究を紹介しました
11月9日(土)〜10日(日)の2日間、健康・医療と地球環境、それぞれの資源が将来にわたって守られるための「エコ」な取り組みを実践したり、楽しみながら考えるイベント「超ECO祭〜めぐって、あつめて、つなげよう〜」がイオンモールKYOTOで開催されました。CiRAは「遊んでわかる!iPS細胞の研究」というブースを出展しました。
買い物でたまたま通りかかった方や、医療や環境問題に関心がある方などがブースに立ち寄ってくださり、iPS細胞についての知識や関心もさまざまな方とお話をする機会になりました。
超ECO祭のCiRAブースの様子
CiRAブースでは、大人から子どもまで幅広く楽しんでいただける「iPS細胞かるた」やiPadアプリ「iPSマスター」、ヒトiPS細胞の標本の観察、iPS細胞研究がどのように医療応用できるかなどを紹介するポスターなどを来場者に案内しました。当日は、国際広報室のメンバーのほか、実際にCiRAで研究を行っている研究員の牧野航海さんや大学院生の高宇嫻さんがiPS細胞や研究について説明しました。
(写真上)CiRAの大学院生と「iPS細胞かるた」を
体験する来場者
(写真下)「iPS細胞かるた」の絵札
ポスター展示では、基本的なiPS細胞の知識や医療応用の方法などを説明し、みなさんに期待の声や疑問に思っていることなどを伺うことができました。会場にお越しいただいたみなさんに改めてお礼申し上げます。
(写真上と右下)ポスターを説明したり、
幹細胞すごろくをしたりするCiRAメンバー
(写真左下)iPS細胞の標本と簡易顕微鏡
CiRAでは、まだ原因や治療法のわかっていない難病や十分な治療法がなく長期間にわたって治療を続ける必要のあるような病気の患者さんに新しい治療の選択肢を提供することを目指してiPS細胞研究に取り組んでいます。一方で、iPS細胞の技術を活用した新しい医療を届けるためには、病院、医療機器、くすりを製造する設備、医療や製薬にかかわる人、医療費などさまざまな「資源」が必要になります。
iPS細胞研究のように、新しい医療の「タネ」となる研究が大学や研究機関で進められていることをお伝えすることで、新しい医療を患者さんに届けられるように医療資源を守る取り組みに共感していただけましたら幸いです。