ニュース・イベント
News & Events

ニュース・イベント
News & Events

Home › ニュース・イベント › ニュース › 2024年 › その他 › 第11回CiRA賞の表彰式を行いました

ニュース 
News

2024年1月5日

第11回CiRA賞の表彰式を行いました

 第11回CiRA賞の表彰式を1月5日(金)に開催しました。2021年以降、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、オンライン形式やハイブリッド形式で行っていましたが、4年ぶりにCiRA所員が講堂に集まりました。

 この賞は、当研究所における教育・研究や研究所の管理運営、社会貢献等の活動において業績が著しく顕著であると認められた教員を表彰することを目的として、京都大学の規程に基づき、iPS細胞研究基金を財源として、2014年に創設されました。

 今回は、藤田みさお教授上廣倫理研究部門)と高山和雄講師増殖分化機構研究部門)が表彰されました。

CiRA賞表彰式での藤田みさお教授(左)、
髙橋淳所長(中央)、高山和雄講師(右)

 藤田教授は、特定認定再生医療等委員会の審査に基づき承認された治療計画の中に、安全性の科学的根拠や医師の専門性に疑義が認められるものが一定数あることなどを明らかにしたことが評価されました。また、高山講師は、研究課題である「仮想人体モデルを基盤とした感染症創薬プラットホームの構築」において、新型コロナウイルス等のウイルスによるバリア破綻の再現や機序解明などを研究し、大型プロジェクトの構築に顕著な貢献をしたことが評価されました。

 また、表彰式に先立ち、髙橋淳所長は新年の挨拶をしました。2022年4月に所長に就任して以来掲げている3つの約束―「尊敬と感謝」「自立と自律」「挑戦と飛躍」―の重要性を強調し、「良い人間関係を保つことが、質の良い研究環境に結び付く」と述べました。そして、少しの行動の変化が未来をより良く変えると話し、日々の研究や業務に対する心がけの重要性を訴えました。

go top