京都大学iPS細胞研究所（CiRA＝サイラ）は、9月7日（土）に、第16回「CiRAカフェ･FIRST 細胞のおしゃべりに耳をすませれば...」を開催します。 「CiRAカフェ･FIRST」は、iPS細胞研究所が毎月企画するサイエンスカフェ^＊1です。

第16回目のスピーカーは、池谷真准教授（CiRA増殖分化機構研究部門）です。

私たちの体の細胞のもとをたどると、いきつくのはたったひとつの受精卵です。この受精卵が分裂を繰返し、少しずつ役割分担することで、私達の体が出来上がります。 それでは、細胞たちはどのように役割分担をするのでしょうか。そのヒントは細胞同士のおしゃべり（コミュニケーション）にあります。 このコミュニケーションがうまくいかないと、うまく役割分担ができず、生き物の形作りに異常をきたすこともあります。

今回の講師は、細胞どうしのコミュニケーションに興味をもち、その観点からiPS細胞技術を用いて、難治性骨軟骨疾患の病態解明に取り組んでいる池谷准教授です。

トークの前には、アイリッシュ音楽の演奏もあります。コーヒーや紅茶を片手にリラックスした雰囲気でiPS細胞研究について考えてみませんか。みなさんのご参加をお待ちしております。

本イベントは、内閣府最先端研究開発支援プログラム(FIRSTプログラム)^＊2の支援のもと開催します。

【参考情報】