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2014年7月10日

第20回CiRAカフェを開催しました

7月5日(土)の午後、第20回CiRAカフェ 「iPS細胞のエラーを見つけよう!」を開催しました。

今回のCiRAカフェは、Miki and Shoheiの演奏でリラックスした雰囲気の中で始まりました。 ギターの国際コンテストでも活躍されているShohei(豊田渉平)さんの情緒あふれるギターの音色に、Miki(福田美紀)さんの透明感のあるボーカルが乗り、これから始まる夏にぴったりの曲、カントリーミュージック、京都にちなんだ曲をカントリー風にアレンジなどバラエティーに富んだ選曲に聞き入りました。

Miki & Shohei

〜演奏曲〜
1.マイ・シェリー・アモール, 2.窓からゆれるサ トウキビを見せたい,
3.Happy Again, 4.What Cancer Cannot Do, 5.あおいのうた, 6.Rose



今回の講師の渡辺 亮 助教(CiRA初期化機構研究部門)は、工学部の工学研究科から、有機化学やがんの研究を経て、5年前にCiRAに来られるまでの道のりを紹介したあと、現在行っている医療用にiPS細胞を使うときに気をつけていることについて話しました。

iPS細胞から作ったマウスの中にはがんになるものもあることに触れ、iPS細胞は多くの病気を治す可能性を持つ一方で、がん化のリスクの少ない「安全」なiPS細胞を使うことの重要性を述べました。

がんは、細胞を増やしている間に、遺伝情報が書き込まれたヒトの設計図であるゲノムに傷が入ること(ゲノム変異)により引き起こされるため、iPS細胞のゲノムに傷があるか判定する必要があります。 実際にどのように判定しているのか、参加者の方に一度体験していただくゲームを行いました。まずは、小学生向けの間違い探し(左右の絵で異なる部分を見つける)で肩慣らしをして、 次にがんを抑制しているp53遺伝子の配列に起こる、1182文字の中からたった一文字の変異を見つけるゲームに挑戦!なんと2分以内に見つけられた方もいました。ゲノムの配列解析によって変異のないiPS細胞を選択することで、がん化のリスクを少なくなることが分かりました。

また、渡辺先生は、ゲノムは人生のうちでも少し変化して進化にも影響していることや、がんは遺伝子だけでなく生活習慣なども影響していることなど、ゲノムやがんの面白い側面にも触れてトークは終了し、ゲノムの変異はどのタイミングで判定するのか?や検査は全ての細胞で行うのか?など、会場からの質問に答えました。

安全なiPS細胞の選び方について話す渡辺先生

クイズに真剣に取り組む参加者

「iPS細胞のがん化を判定する流れがよく分かりました。とても分かりやすいお話で楽しく学べました。」 「一般人にも開放的でとても嬉しいです。身近に感じられました。日本、いや世界の誇りの研究を息子とともに応援しています。」など、開催後には参加者の皆様より温かいコメントをいただております。

今回は定員の2倍を超える多数のご応募があり、少し多めの40名での開催となり、また九州や関東など遠方からもご参加いただきました。会場の都合上、抽選により参加できなかった皆様にはお詫び申し上げます。

次回のCiRAカフェは9月6日(土)に開催予定です。詳細なプログラムや参加者募集は、ホームページでご案内いたします。皆さまのご参加をお待ちしております。

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